円山天文台の創設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 06:56 UTC 版)
1959年、蔡は円山天文台の設計と建設に参加し、1969年には円山天文台の台長に昇進した。蔡が台長であった期間には、41cm反射望遠鏡や25cm屈折赤道儀などが揃えられた。また、70年代以降も円山天文台の天体観測に重点を置き、人工衛星から太陽黒点の観測を行ったほか、天文教育を積極的に推進した。 また、太陽黒点の観測が評価を受けたほか、蔡は天文台の拡張に取り組んだ。より多くの一般市民が天体観測に触れることができるように、1980年にはプラネタリウムを購入してプラネタリウム館を完成させた。当時、円山天文台のプラネタリウム館には年間で十数万人が訪れるようになり、台北の新たなレジャースポットとなった。
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