ないすい‐はんらん【内水氾濫】
内水氾濫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 00:04 UTC 版)
堤防の外側、すなわち河川敷から堤防内部の居住地域に水が溢れることを外水氾濫と呼ぶのに対し、堤防の内側、すなわち居住地域内の支川や水路で氾濫が起きることを内水氾濫と呼ぶ。 都市部においては地表のほとんどが建物やアスファルトなどによって覆われ、河道の直線化や水田の減少などにより雨水の貯留機能も落ちているため、降雨が河道へと殺到しやすく、これまで問題のなかった降雨量でも都市化によって洪水が頻発するようになった。これを都市型水害と呼ぶ。またこの洪水は河川だけでなく、排水用の水路や下水道から水が逆流して起きることも多い。都市には地下街や地下鉄など地下空間を利用した建造物が多く、ここに洪水が流入した場合大きな被害をもたらす。
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