典論とは? わかりやすく解説

てんろん【典論】

読み方:てんろん

中国文学書。もと5巻20編。魏(ぎ)の文帝曹丕(そうひ)撰。文学文体本格的に論じた最初図書自叙文と「文選」に引用された「論文」のみが残っている。典論論文


典論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/05 06:06 UTC 版)

典論』(てんろん)は、の文帝(曹丕)が著した文学論、文学書。全5巻、100篇。魏の明帝下(曹叡)の代に刊石されたが、裴松之の時代(南朝宋)はまだ存在していた。その後、『太平御覧』の引く『戴延之西征記』によると典論の石碑は六碑あったが、東晋末には4つ存在し2つが無くなっていた。代に石本はなくなり、代に写本も散逸した。現在見ることが出来るのは、『文選』に収められた「論文」篇だけだが、『全三國文』は『典略』等から典論を復元し、19篇(内、篇名があるのは13篇)を収めている。


  1. ^ 捜神記 卷十三 火浣布 平凡社ライブラリー


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