兵務局
兵務局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 07:04 UTC 版)
兵務局は、昭和11年8月1日に新設された。昭和11年2月には青年将校のクーデター「二・二六事件」が起こり、軍紀・風紀の監督部署として軍務局から分離・独立した。当時の所属課は兵務課・防備課・馬政課。主な所掌事務は軍紀・風紀に関する事項、典範令に関する事項(軍部内に係る規則の事で正しくは典令範だが、典範令(てんぱんれい)と呼び慣わした。)についての事項や、要塞地帯・国防用土地に関する事項、軍馬の管理に関する事項等。風紀についても取り扱っていた事から終戦後の昭和20年11月に新たに規律課が新設された。 昭和11年8月1日:兵務局新設、所属課は兵務課・防備課・馬政課。 昭和14年1月16日:防備課廃止、兵備課・防衛課新設 昭和17年10月15日:獣医課新設 昭和20年4月27日:馬政課・防衛課・獣医課廃止 昭和20年11月9日:規律課新設 歴代兵務局長※就任階級は那須義雄の大佐で就任した"心得"を除き陸軍少将。 阿南惟幾:昭和11年8月1日 飯田祥二郎:昭和12年3月1日 今村均:昭和13年1月27日 中村明人:昭和13年11月21日 石本寅三:昭和15年3月9日 田中隆吉:昭和15年12月2日 (心)那須義雄:昭和17年10月1日 那須義雄:昭和18年3月1日
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