共通API共有のためにUbuntu、Sailfish、Plasma Activeと協力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 02:45 UTC 版)
「ヨーラ」の記事における「共通API共有のためにUbuntu、Sailfish、Plasma Activeと協力」の解説
カノニカル、Jolla、KDEの集団は自身のユーザーインターフェースデザインでの作業に共通のアプリケーションプログラミングインタフェースを使用することについて話し合った。これは各プラットフォーム間で互換性のあるソフトウェアを生成できるようにすることを目的としている。 SailfishとPlasma ActiveワークスペースはQt 5のQMLというユーザーインターフェースアプリケーションの設計用JavaScript型言語を使用している。この結果インターフェイス要素は類似しているが、お互いの互換性は現在消滅している。 両方の集団はKDEと共通アーキテクチャ推進、モバイルLinuxのさらなる断片化阻止の作業を行なっていてこれにより最終的にHTML5アプリケーションのための3つのシステムが可能になるという。 共通APIを持つために協力するアイデアはKDEの#activeというIRCチャンネルでのチャットで生み出され、全3プロジェクトの未来において大きな影響力を持っている。 カノニカルの開発者であるゾルタン・バロフ(Zoltán Balogh)はディスカッションにてAPIが進行中であることを確認し、QMLに興味を持つ人たちを招待し、「はっきり言って、コミュニティと企業間での生産的な協働作業は革新的なものになる」と述べている。 この計画された協働作業は単なるユーザーインターフェース開発に留まらず、「『共通パッケージフォーマットとデリバリー戦略といったより大きなパズルの他の側面』を含むカノニカルとヨーラとKDEのスタッフ間の長期的的な繋がりになる」とKDEのアーロン・セイゴが自身のブログで述べている。 また、単一のアプリケーションがUbuntuやSailfishモバイルオペレーションシステムだけでなくPlasma Activeを使うLinuxディストリビューションで動作できるようになる。さらに多くの開発者をプラットフォームやエコシステム対応に引きつけており、結果的に多くのアプリケーションが製作され、開発者がより大きな市場、顧客の基盤に参入できるようになったことでより良い影響と収益がもたらされるようになった。
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