六博とは? わかりやすく解説

ろく‐はく【六博】

読み方:ろくはく

一から六までの数があるところから》さいころまた、さいの目


六博

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/02 00:59 UTC 版)

六博(りくはく)は、古代中国のゲームで、先秦時代には囲碁などと並ぶ代表的なボードゲームであった。すごろくに似たゲームであったと考えられ、多くの文献や出土資料が残っているが、そのルールはよくわかっていない。「博打(ばくち)」「賭博(とばく)」の「博」はこのゲームに由来する[1]


  1. ^ 「博打(ばくち)」の読みは「博(ばく)を打つ」が縮まり「ばくうち」となった。そのため「博打(ばくち)うち」は「博打打」となり二重表現である(呉智英『言葉につける薬」ISBN-13: 978-4575283396、1994年、双葉社)。
  2. ^ 『海昏侯墓考古:红外扫描竹简或现六博棋谱』央視新聞、2016年11月8日http://www.orgcc.com/news/96593.html 
  3. ^ 『海昏简牍中发现千余枚汉代“六博”棋谱』新華网、2019年3月12日http://www.xinhuanet.com/politics/2019-03/12/c_1124226216.htm 
  4. ^ 説文解字』竹部「簙、局戯也。六箸十二棊也。从竹博声。古者烏冑作簙。」なお、段玉裁によると「烏冑」は「烏曹」の誤り
  5. ^ 「奕」と「弈」は本来別字で、囲碁を意味するのは「弈」の方だが、日本では「奕」の字が用いられることが多いので、この記事でも「奕」を用いる
  6. ^ 渡部(1991) p.226
  7. ^ 小泉(1991) p.34
  8. ^ 清水(2005)にいう紀城型
  9. ^ 李零 (2002). 跋中山王墓出土的六博棋局—与尹湾 《博局占》的設計比較. 中国歴史文物 (2002.1): 8-15. http://ccl.pku.edu.cn/chlib/articles/%E8%B7%8B%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E7%8E%8B%E5%A2%93%E5%87%BA%E5%9C%9F%E7%9A%84%E5%85%AD%E5%8D%9A%E6%A3%8B%E5%B1%80%E4%B8%8E%E5%B0%B9%E6%B9%BE%E5%8D%9A%E5%B1%80%E5%8D%A0%E7%9A%84%E8%AE%BE%E8%AE%A1%E6%AF%94%E8%BE%83.pdf. 
  10. ^ 小泉(1991) pp.30-32
  11. ^ 渡部(1991) p.242
  12. ^ 小泉(1991) pp.41-42
  13. ^ 渡部(1991) pp.242-246


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