元弟子たちとの関わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 10:01 UTC 版)
2018年11月場所では、貴景勝が13勝2敗で小結での初優勝を果たした。貴乃花は旧貴乃花部屋の宿舎があった田川市で支援者とともに見届け、本人からも電話で優勝の報告を受けた。小学校4年のときに初めて指導した愛弟子に対し、スポーツニッポンに「しばし実父への感謝の気持ちに浸れ。そして、新しい鍛錬を土の上でいますぐに始めよ!」とさらなる精進を期待する特別寄稿をしている。 同年12月に発覚した貴ノ岩の付け人への暴行問題に関しては「言語道断」と切り捨て、「10年は会わない」と宣言した。実際、引退会見当日に貴ノ岩から自身の携帯電話に着信があったがそれを無視しており、貴ノ岩の断髪式にも出席しなかった。 2019年3月27日、貴景勝が大関に昇進。事務所関係者を通じ「よくやった。でも、これからが相撲道の始まりである。健闘を祈る」とコメントを出している。同年5月の一般社団法人設立会見で、5月場所を途中休場し8日目から再出場をしている貴景勝に質問が及ぶと、相撲協会退職後という自らの立場から「直接は教えることができないんですけれども、生き様(ざま)というか、生きようを今場所残りの相撲でどれだけ教えてくれるかという期待感と、まだ上がありますので、目指してほしい」と答えている。 2021年7月、貴乃花部屋付きの年寄であった20代音羽山(光法)が新型コロナウイルス感染症で死亡し、弟子の貴源治が相撲協会の薬物禁止規定により解雇されたが、公式コメントは発表されていない。
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