他の在日南米人との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:29 UTC 版)
「在日ペルー人」の記事における「他の在日南米人との違い」の解説
在日ペルー人と在日ブラジル人は原則としては現地に移民した日本人の子孫(日系人)である。在日ペルー人の母語はスペイン語であり、在日アルゼンチン人や在日コロンビア人、在日ボリビア人と同じである。一方、在日ブラジル人はポルトガル語である。在日ブラジル人(20万6365人)はペルー人の4倍居る。在日ペルー人の大半は関東地方(50%)に居るが、在日ブラジル人は東海地方(56%)に居る。 2008年から2015年の間に在日ブラジル人は14万3929人が帰国したが、在日ペルー人は1万1923人しか帰国していない。ペルーは太平洋岸にあり、ブラジルは大西洋岸にある。ペルーの一人当たりGDPは6551ドルでブラジル(1万1385ドル)の58%である。ペルーにはセンデロ・ルミノソが居て、ペルー政府の非常事態宣言や外務省の渡航中止勧告が出ている地域がある。一方、ブラジルは強盗・誘拐・麻薬の問題はあるが、外務省の渡航自粛勧告は出ていない。ペルーには徴兵制度は無いが、ブラジルには有る。日系ペルー人は本国に10万人(推定)居るが、日系ブラジル人は本国に約160万人(推定)居る。
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