今村長賀 いまむら ちょうが
高知生まれ。刀剣鑑定家。父は高知藩士。戊辰戦争に従軍し、維新後陸軍に入る。刀剣の愛好家で、本阿弥平十郎に刀剣の鑑定を学んだ。明治19年(1886)には遊就館取締、22年(1889)臨時全国宝物取調鑑査員となり、東京・奈良の帝室博物館に陳列の刀剣の鑑定に従事するなど刀剣鑑定家として名声を得る。また、廃刀令以降の日本の刀剣保存に従事し、刀剣鑑定の世界に史料批判に基づく学問的な鑑定方法を導入した。
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今村長賀
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