人間との混血
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:31 UTC 版)
「ザ・キング・オブ・ファイターズの登場人物」の記事における「人間との混血」の解説
オロチの血は人間にとって反動が強く、多くの場合その寿命が縮む。中でもオロチと人の双方の血を濃く受け継いだ者は、八神庵のように「血の暴走」という現象により、血による圧倒的な身体・神経の強化と破壊衝動に侵される。本人の意思による制御も可能ではあるが、尋常でないほどの修練が必要。 スタッフも「オロチと人の血が混ざると何が起こるか分からず、もし血の暴走が発生した場合、普通の人間なら一瞬で死亡する」と述べている。 ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ[Orochi Iori] 所属:中ボス('97)、乱入キャラクター('98UM)、マニアックストライカー(PS2版2000)、隠しキャラクター(R-1、R-2、家庭用2002) オロチの覚醒によって「血の暴走」に侵された庵。通称「暴走庵」。移動スピードが格段に上昇している。立ちポーズでは口から気体か煙が出ている。理性がない状態ながら京のことは認識しているらしく、京の名を叫ぶ。作品によっては暴走していない時でも「禁千弐百拾壱式・八稚女」のMAX版でこの状態に変化してしまう。『'99』ではオロチが封印されたために暴走も収まり落ち着いたようだが(ネスツ編では八稚女で変化することもない)、『2003』で「遙けし彼の地より出る者」の手によって封印が解かれたため、『XI』のエンディングで突如暴走してしまい、チームを組んでいた京と真吾を倒してしまった。 ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ[Orochi Leona] 所属:中ボス('97)、乱入キャラクター('98UM)、マニアックストライカー(PS2版2000)、隠しキャラクター(R-1、R-2) オロチの覚醒によって「血の暴走」に侵されたレオナ。通称「覚醒レオナ(または暴走レオナ)」。移動スピードは格段に上昇している。髪は赤く変色し、ダッシュが獣じみて四つ足で走るものになったり、勝利ポーズで口から血を吹き出したりする。『'98』では「リボルスパーク」のMAX版でこの状態に変化。『2002』では、通常のレオナからコマンド入力で任意に変化することができる。このときは性能以外にあまり変化はないが、超必殺技「リボルスパーク」に変更点があり、通常版が使えなくなる代わりにMAX2として使用できる。『2000』からはレオナの勝利メッセージで「力は制御できるけどそれに頼るつもりはない」と言っている。しかし『2003』のエンディングではオロチの封印解除の影響を受けて暴走し、ラルフとクラークに襲い掛かる。
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