五銖銭とは? わかりやすく解説

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ごしゅ‐せん【五×銖銭】

読み方:ごしゅせん

中国前漢武帝の時代鋳造され銅銭重さ5銖(約3グラム)で、表面に「五銖」の文字がある。以後、隋時代まで用いられた。


五銖銭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 16:28 UTC 版)

五銖銭(ごしゅせん)は、中国の古代に流通した貨幣前118年元狩5年)に前漢武帝により初鋳造された[1]。量目(質量)が当時の度量衡で5であり、また表面に「五銖」の文字が刻印されていることより五銖銭と称されている。


  1. ^ 柿沼陽平『中国古代の貨幣: お金をめぐる人びとと暮らし』(吉川弘文館、2015年)
  2. ^ 柿沼陽平「孫呉貨幣経済的結構和特点」『中国経済史研究』2013年第1期。 /改題所収:柿沼 2018, pp. 293–294, 「孫呉貨幣経済の構造と特質」
  3. ^ 柿沼陽平「晋代貨幣経済の構造とその特質」『東方学』第120輯、2010年7月。 /改題所収:柿沼 2018, pp. 342–345, 「晋代貨幣経済と地方的物流」
  4. ^ 宮澤知之『佛教大学鷹陵文化叢書16 中国銅銭の世界――銭貨から経済史へ』(思文閣出版、2007年)ISBN 978-4-7842-1346-7 P98-116


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