五平餅
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/30 23:53 UTC 版)
五平餅(ごへいもち)は、中部地方の山間部(長野県木曽・伊那地方、岐阜県東濃・飛騨地方、富山県南部、愛知県奥三河地方、静岡県北遠・駿河地方)に伝わる郷土料理。粒が残る程度に半搗きにした粳米(うるちまい)飯に[1]タレをつけ、串焼きにしたものである。「御幣餅」とも表記する。長野県では「御幣餅」の名称で「長野県選択無形民俗文化財(味の文化財)」に選択されている[2]。
- ^ 長沼誠子「米の調理に関する研究(第3報)-半搗き餅の性状に及ぼす材料と調理方法の影響」『秋田大学教育学部研究紀要』33巻、1983年、54-、NAID 40003963271。, hdl:10295/00003190
- ^ “文化財情報(国・県指定等文化財)”. 長野県 (2021年3月21日). 2023年9月19日閲覧。
- ^ a b c 高野悦子、「しなのの味」 (『調理科学』4巻2号、 1971年)p.101-105,doi:10.11402/cookeryscience1968.4.2_101, 日本調理科学会
- ^ 平坂寛 (2011年11月12日). “「ヘボ祭り」で蜂の子を食べてきた”. 東急メディア・コミュニケーションズ. 2021年12月31日閲覧。
- ^ “五平餅”. 恵那市観光協会ホームページ. 2017年8月17日閲覧。
- ^ “『君の名は。』聖地巡礼レポート!これだけは持って行きたいモノとは?”. シネマズ (株式会社クラップス). (2016年11月15日) 2018年5月16日閲覧。
- ^ “朝ドラ「半分、青い。」で話題!岐阜「みはら」の五平餅を堪能”. ルトロン (2018年9月28日). 2022年9月24日閲覧。
- ^ “【岐阜県】飛騨伝統のあぶらえを使った五平餅に「うんま!」連発。これぞ知る人ぞ知る「真実の食べ物」”. Drive! NIPPON-中部版- (2020年10月8日). 2022年9月24日閲覧。
- ^ a b “「真実の食べ物」朝ドラ効果、五平餅爆発的人気”. 岐阜新聞社. 2018年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月24日閲覧。
- 1 五平餅とは
- 2 五平餅の概要
- 3 一般的な作り方
- 4 メディアでの登場
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