事業経過および成果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/11 13:08 UTC 版)
「宮良川土地改良事業」の記事における「事業経過および成果」の解説
1977年(昭和52年)2月7日、真栄里ダムの仮排水路の工事が始まり、同年10月21日に起工式が執り行われた。同ダムは1983年(昭和58年)に完成している。石垣ダム再開発は1979年11月30日着工、1981年10月6日竣工、平喜名堰は1979年8月15日着工、1981年6月12日竣工、底原ダムは1982年6月10日着工、1992年11月4日に竣工した。国営事業完成の記念として底原ダムの畔に「世果報の水」(ゆがふのみず)を刻んだ石碑が建立された。尚、国営事業として建設された施設は1993年(平成5年)4月1日から沖縄県に管理委託されている。 整備された農地はサトウキビ、パイナップル、野菜などの畑、水田、あるいは牧草地として利用されている。1993年(平成5年)の東日本冷害(1993年米騒動)においてイネの種子が不足する事態が発生し、このとき本事業で整備された水田が活用され種子が供給された。また、石垣島では同年夏から翌年にかけて渇水が発生したものの農業用水の不足は回避された。
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