事件・不祥事など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 07:44 UTC 版)
同刑務所は、2006年から2009年にかけ、収容されていた男性受刑者に宛てて届けられた手紙などを紛失した。このため、男性受刑者は、手紙のほか数珠も紛失されたとして、出所後の2010年4月に同刑務所を相手取り、京都簡裁に約80万円の支払いを求め訴えを起こした。その過程で、2010年3月に、当時の領置係長(その後定年退職)が、男性の出所時に、現金1万円入りの祝儀袋を渡していたことが発覚し、「口止め目的ではないか」と疑われている。 同刑務所の処遇部に所属していた男性刑務官2人が、2009年5月から7月にかけ、受刑者の食事の余り物である竜田揚げなどを盗み食いしていたとして、2011年3月に減給処分となった。 同刑務所の法務事務官の32歳の男性看守が、2019年3月に、受刑者らに対し熱湯を頭にかけて火傷を負わせたり、水を入れた容器を首にかけて土下座や踊りなどを強要するなどしたとして、同刑務所は同年7月26日付で特別公務員職権濫用等致傷容疑で京都地方検察庁に書類送検すると共に、懲戒免職処分とした。「甘く見られたくなかった」などと話している模様である。
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