久宮祐子内親王とは? わかりやすく解説

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久宮祐子内親王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 01:37 UTC 版)

祐子内親王(さちこないしんのう、1927年昭和2年〉9月10日 - 1928年〈昭和3年〉3月8日)は、日本皇族昭和天皇香淳皇后の第2皇女子祐子(さちこ)、御称号久宮(ひさのみや)[1]。第125代天皇(現上皇明仁)や常陸宮正仁親王らのであり、第126代今上天皇秋篠宮文仁親王らの伯母にあたるが、姉の照宮成子内親王(東久邇成子)を除き、弟妹はいずれも久宮の薨去後に誕生している。


注釈

  1. ^ 竹田宮妃 昌子内親王北白川宮妃 房子内親王朝香宮妃 允子内親王東久邇宮妃 聡子内親王の4名。祐子内親王の大おばにあたる。
  2. ^ 昭和天皇は遷御後として回想しているが、宮城(皇居)へ遷御したのは1928年(昭和3年)9月14日のことであり、久宮薨去時は赤坂離宮で同居している。

出典

  1. ^ 宮内省図書寮 編 『皇室略牒.昭和13年』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ 昭和2年宮内省告示第15号(『官報』号外、昭和2年9月10日)(NDLJP:2956672/26
  3. ^ a b c 1928年(昭和3年)3月8日 朝日新聞「お傷わしき御一生 御誕生より御7ケ月目 桃の節句も御むなしく」
  4. ^ 昭和2年宮内省告示第17号(『官報』号外、昭和2年9月16日)(NDLJP:2956677/18
  5. ^ 『官報』号外「宮廷録事」、昭和2年9月16日(NDLJP:2956677/18
  6. ^ 当時、昭和天皇一家は赤坂離宮で生活していた
  7. ^ 1927年(昭和2年)12月17日 朝日新聞「きょう久宮様はじめて宮城へ」
  8. ^ 1928年(昭和3年)2月25日 朝日新聞「お喜び一入深き 久宮様初のお節句 両陛下にも両内親王殿下に、ひな30種を御買上」
  9. ^ a b c d e f 『官報』号外「宮廷録事」、昭和3年3月8日(NDLJP:2956817/18
  10. ^ 1928年(昭和3年)3月2日 朝日新聞「久宮内親王御不例 咽頭カタルと拝診さる」
  11. ^ 1928年(昭和3年)3月6日 朝日新聞(夕刊)「久宮祐子内親王殿下 御重態に陥らせらる」
  12. ^ 昭和3年宮内省告示(『官報』号外、昭和3年3月8日)(NDLJP:2956817/18)※告示番号なし
  13. ^ 昭和3年宮内省告示(『官報』第357号、昭和3年3月9日)(NDLJP:2956818/3)※告示番号なし
  14. ^ 『官報』第361号「宮廷録事」、昭和3年3月14日(NDLJP:2956822/5
  15. ^ 『官報』第358号「宮廷録事」、昭和3年3月10日(NDLJP:2956819/4
  16. ^ 聖徳余影発行所 編『今上陛下聖徳余影』聖徳余影発行所、1928年。全国書誌番号:44018983  p.113-114(NDLJP:1033509/61
  17. ^ 慶福会 編『事業概要 昭和5年度』慶福会、1930年。全国書誌番号:46085580  p.33(NDLJP:1447297/33
  18. ^ 編集委員:北條誠酒井美意子、霜山操子『皇女照宮』秋元書房、1973年7月。ASIN B000J9GT2U 
  19. ^ 高橋紘『陛下、お尋ね申し上げます 記者会見全記録と人間天皇の軌跡』文藝春秋文春文庫〉、1988年3月。ISBN 978-4167472016  p.290


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