中立国停戦監視委員会とは? わかりやすく解説

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中立国監視委員会

(中立国停戦監視委員会 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 10:27 UTC 版)

中立国監視委員会[1][2]
Neutral Nations Supervisory Commission : NNSC
중립국 감독 위원회
中立国監視委員会旗章
創設1953年7月27日[1]
国籍 スイス
 スウェーデン
ポーランド
チェコスロバキア
任務朝鮮戦争休戦協定履行の監視[1]
兵力10人(2016年)[2]
基地板門店共同警備区域

中立国監視委員会(ちゅうりつこくかんしいいんかい、英語: Neutral Nations Supervisory Commission : NNSC)は、1953年7月27日朝鮮戦争休戦協定に基づいて設置された機関である[1]

発足時、スイススウェーデン両国の軍人で編成され、軍事境界線 (朝鮮半島)の南側を監視した[1]。その後、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の要望により、北側を監視するポーランドチェコスロバキアの2国が加わった[1]

1993年ビロード離婚によりチェコスロバキアがチェコスロバキアに分裂した後、両国からの軍人の派遣がなくなった[1]1994年、ポーランドからの軍人の派遣が停止された[1]1995年、北朝鮮は中立国監視委員会の承認を撤回した[2]

1950年代半ばには約200人が駐留していたが、2016年時点でスイス・スウェーデン各5人の10人体制となった[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i スイス軍、南北朝鮮の間で60年”. Swissinfo. スイス放送協会 (2013年7月26日). 2020年5月29日閲覧。
  2. ^ a b c アングル:非武装地帯のカウベル、朝鮮「休戦監視」の最前線”. ロイター (2016年4月3日). 2020年5月29日閲覧。

中立国停戦監視委員会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 03:39 UTC 版)

朝鮮戦争」の記事における「中立国停戦監視委員会」解説

なお、その後両国間には中立宣言したスイススウェーデンチェコスロバキアポーランドの4カ国によって中立国停戦監視委員会が置かれた。中国人民志願軍停戦後北朝鮮内に駐留していたが、1958年10月26日に完全撤収した

※この「中立国停戦監視委員会」の解説は、「朝鮮戦争」の解説の一部です。
「中立国停戦監視委員会」を含む「朝鮮戦争」の記事については、「朝鮮戦争」の概要を参照ください。

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