共同警備区域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 15:27 UTC 版)
共同警備区域(きょうどうけいびくいき、英: Joint Security Area, JSA)は、大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の軍事境界線上にある、約800m四方の地域を指す。この区域には会議場施設などが設けられ、板門店と呼ばれている。
- ^ “韓国における民族分断と観光”. 島根県立大学. 2022年1月22日閲覧。
- ^ 板門店・共同警備区域の非武装化へ 地雷撤去ほぼ終了『聯合ニュース』2018年10月19日
- 1 共同警備区域とは
- 2 共同警備区域の概要
共同警備区域(JSA)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 14:17 UTC 版)
「軍事境界線 (朝鮮半島)」の記事における「共同警備区域(JSA)」の解説
南北が実務協議を行う場所は、軍事境界線上にある共同警備区域 (JSA:Joint Security Area) 内、板門店にある軍事停戦委員会本会議場である(詳細は当該項目を参照)。共同警備区域は、軍事境界線を挟んだ非武装中立地帯を例外的に南北が共同で警備する区域として制定されている。そのため軍事境界線の真上に、建物が建てられている唯一の場所である。 韓国政府の施策である安保観光は板門店では1960年代から行われていたが、1964年には韓国人観光客が北朝鮮に亡命する事件が発生している。板門店観光は、外国人の場合は旅行社等を通じて申請すればその日のうちに観光することも可能であるが、自国民の観光の場合は長期にわたる申請や30人以上での団体による申請など厳しい条件が付けられている。 警備面では1976年にこの区域で軍事衝突事件(ポプラ事件)が発生したため、以降は共同警備区域内においても軍事境界線の厳格化が行われた。しかし、1996年から1997年にかけて物品の受け取りを含む対北接触があったことが韓国で問題となり24名が摘発されている。
※この「共同警備区域(JSA)」の解説は、「軍事境界線 (朝鮮半島)」の解説の一部です。
「共同警備区域(JSA)」を含む「軍事境界線 (朝鮮半島)」の記事については、「軍事境界線 (朝鮮半島)」の概要を参照ください。
- 共同警備区域のページへのリンク