軍事境界線とは? わかりやすく解説

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軍事境界線

読み方:ぐんじきょうかいせん
英語:military demarcation line

内戦内乱などによって元々1つであった国家分裂した分断したりした際の、分裂した国家間境界線のこと。

主な軍事境界線としては、北朝鮮韓国境界である「38度線」(海上の場合は「北方限界線」)や、1954年ジュネーブ協定により成立しかつて北ベトナム南ベトナム分けていた「北緯17度線」、などがある。

ぐんじ‐きょうかいせん〔‐キヤウカイセン〕【軍事境界線】

読み方:ぐんじきょうかいせん

休戦または停戦時に対峙する勢力軍隊引き離すために設けられる基準線MDLmilitary demarcation line)。→北方限界線


【軍事境界線】(ぐんじきょうかいせん)

1953年朝鮮戦争休戦以後軍事的に朝鮮半島北緯38度付近南北区切っている4km幅の「非武装地帯DMZ)」の事。「休戦ライン」とも呼ばれる
よく「38度線」と呼ばれるが、実際のところ、厳密に北緯38度ラインには沿っていない。

朝鮮戦争(1950年6月25日~)の停戦合意により設定され、これを境界として朝鮮民主主義人民共和国軍大韓民国軍が現在も対峙している。
その一方平和的な行動では、半島縦断鉄道復活工事日本統治時代建設されたもので、朝鮮戦争により分断されていた)が進むなど、まさに複雑な問題一緒になった地域である。

北朝鮮韓国実務者協議は、この軍事境界線上にある板門店はんもんてん/パンムンジョム)という共同警備区域JSA)内に置かれた、軍事停戦委員会本会議場行われる
ここは朝鮮戦争停戦合意が行われた所でもある。

関連朝鮮戦争 非武装地帯 38度線


軍事境界線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 01:08 UTC 版)

軍事境界線(ぐんじきょうかいせん)とは、停戦協定発効などにより戦争の最前線で各軍支配地を分かつ暫定的な境界線である。最終的な帰属を決めるものではなく、交戦を停止し現状の勢力範囲をしばらく維持する目的で定められる。




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