与話情浮名横櫛

デジタル大辞泉

よわなさけうきなのよこぐし【与話情浮名横櫛】

読み方：よわなさけうきなのよこぐし

歌舞伎狂言。世話物。9幕。3世瀬川如皐(じょこう)作。嘉永6年（1853）江戸中村座初演。木更津の博徒の妾(めかけ)お富と伊豆屋の若旦那与三郎の情話を描いたもので、特に4幕目「源氏店(げんじだな)」の強請場(ゆすりば)が有名。通称「切られ与三(よさ)」。→お富与三郎

与三郎(左)を描いた錦絵／画・豊国 国立国会図書館蔵

歴史民俗用語辞典

与話情浮名横櫛

読み方：ヨワナサケウキナノヨコグシ（ｙｏｗａｎａｓａｋｅｕｋｉｎａｎｏｙｏｋｏｇｕｓｈｉ）

江戸時代の歌舞伎脚本。瀬川如皐作。

別名 切られ与三

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

与話情浮名横櫛

読み方：ヨワナサケウキナノヨコグシ（ｙｏｗａｎａｓａｋｅｕｋｉｎａｎｏｙｏｋｏｇｕｓｈｉ）

初演 嘉永6.3(江戸・中村座)

古典文学作品名辞典

与話情浮名横櫛

読み方：ヨワナサケウキナノヨコグシ（ｙｏｗａｎａｓａｋｅｕｋｉｎａｎｏｙｏｋｏｇｕｓｈｉ）

分野 歌舞伎

年代 幕末

作者 〔三世〕瀬川如皐

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与話情浮名横櫛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/07/04 14:52 UTC 版)

『与話情浮名横櫛』（よわなさけうきなのよこぐし）とは、歌舞伎の演目のひとつ。嘉永6年（1853年）5月、江戸中村座にて初演。九幕十八場。三代目瀬川如皐作。通称『切られ与三』（きられよさ）、『お富与三郎』（おとみよさぶろう）、『源氏店』（げんやだな）など。世話物の名作のひとつに数えられる。