不発弾問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 14:20 UTC 版)
対戦車用の成形炸薬弾型など、爆発に指向性があるものは、弾頭部が下を向くようパラシュートやリボンなどで落下姿勢を調整するが、これが対地落下速度を低め、落下場所によっては信管に十分な衝撃が加わらなかったり、リボンやパラシュートが木や建物に引っ掛かって不発となる場合がある。 種類や小弾の性質・運用状況にもよるが、過去の運用実績上の不発率は約5-40%とされている。通常爆弾と同程度まで不発率を下げても、大量の小弾を散布するクラスター爆弾の性質上、爆弾の総数が多いことで不発弾となる数が増える。
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