三菱電機ストアーとは? わかりやすく解説

三菱電機ストアー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 15:57 UTC 版)

三菱電機ストア(みつびしでんきストア)は、三菱電機製の家電製品取扱店の名称である。


  1. ^ 系列電器店としての生き残りをかけて(意欲ある店舗への販促支援・各種研修制度が充実している)パナソニックショップなどへ鞍替えする道を選ぶ店舗も続出しており、こうした事も三菱電機ストアー減少に拍車を掛けている。店舗によっては公式には三菱電機ストアを脱退していなくても、店舗外観改装を機に看板から「MITSUBISHI(旧デザイン)」・「MITSUBISHI ELECTRIC(現行)」ロゴ及び三菱グループシンボルマーク(スリーダイヤ)を外して当該店の店名ロゴのみとする店舗も続出している。
  2. ^ 例として、岩手県盛岡市にある「AVライフササキ」は盛岡地域共通 ポイントカードMORIO-Jカード」に加盟している(税込み108円ごとに1ポイント付与。毎週木曜定休。シャープフレンドショップ兼務)。
  3. ^ 「三菱電機ストア」・「MITSUBISHI」・「MITSUBISHI ELECTRIC」の看板を掲示していても、これまで本業にしていた電器店部門は(売り上げ減や体力の限界などを理由に)廃業してクリーニング取り次ぎのみの営業に切り替えた店舗もある。
  4. ^ 2007年4月25日付、日経流通新聞7面及び2009年7月28日付、日経産業新聞5面の記事で各々報道
  5. ^ 日立コンシューマーマーケティングリビングサプライ社が販売している薄型テレビ「Wooo」も生産を海外メーカーによる委託に切り替えた。現在は三菱電機「リアル」のOEMとなっている。但し「Wooo」は4K対応機種の生産台数が少ない(日立チェーンストールのみで販売するパナソニック「VIERA」OEM機種「L65-Z2」のみである)事から、日立チェーンストールでは本家の「リアル」など他社製4Kテレビも併売するケースが多い。
  6. ^ 三菱電機とその系列企業全体も家電部門は業績低迷によりリストラ・組織再編を余儀なくされており、三菱電機ストア販促支援部門も営業所統廃合とリストラを推進してきた結果、三菱電機ストア各店への効率的な販促支援活動が行いにくくなってきている。
  7. ^ パナソニックショップ・東芝ストアーもかつて乾電池自販機を置いている店舗が多数あった。
  8. ^ 自社ブランドアンテナを販売する国内大手電機メーカーは現在パナソニックのみ(「VIERA」カタログに自社ブランドアンテナを掲載すると共に「パナソニックTV受信システムカタログ」も発行。但しアンテナ本体はかつてのような自社生産ではなくDXアンテナよりOEM供給。ブースター・アンテナ線・分波器・分配器などの周辺部品は2013年限りで生産終了)。かつて自社ブランドアンテナを生産していたソニー東芝シャープ日立リビングサプライは、組織再編などに伴い2014年までにアンテナ生産より完全撤退した。
  9. ^ 従来型標準画質契約からHD契約へ切り替える場合、アンテナは従来品を流用可能だがチューナーは、従来型SDタイプ流用不可でスカパー側より無償供与されたパナソニック製プレミアムサービス型へ切り替えることになる(従来型SDチューナーではスカパーハイビジョンチャンネルの視聴不可)。
  10. ^ スカパープレミアムチューナーを現在製造している国内メーカーはパナソニックのみで、マスプロ電工もそのOEM品を販売している。
  11. ^ 2021年末までに生産・出荷終了。但し、BD/HDDレコーダー一体型「REAL(BHRシリーズ)」に搭載のアナログAV入力端子は再生のみの対応となっているため、従来型アナログ再生機器から本機HDD/BD/DVD/USB-HDDへのダビングは不可(BHRシリーズは壁掛け設置にも非対応)。さらに2017年モデル「BHR9シリーズ」は光デジタル出力端子を廃止したため、ホームシアターと組み合わせる場合は「ARC(オーディオリターンチャンネル)」に対応した2010年以降に開発・製造された機種とのみ組み合わせ可。
  12. ^ 過去にはJVCケンウッドドリームワールドオンキヨーホームエンターテイメント(オンキヨー・パイオニア)の各種製品を販売していた
  13. ^ かつては「NEC三菱電機ビジュアルシステムズ」という合弁企業を結成しPC用ディスプレイを生産していたがのちに撤退し、NECとの合弁も解消されている。
  14. ^ 過去にはシャープ・パイオニアの各種電話製品も販売
  15. ^ 現在ホームベーカリー(餅つきコース付き機種を含む)を生産している国内大手電機メーカーはパナソニックのみ。
  16. ^ 現在卓上型食器洗い乾燥機を生産している国内メーカーはパナソニックのみ。
  17. ^ 三菱電機の洗濯機部門は2005年度以降、販売不振で赤字が続いていたため、その巻き返し策として業界初となる「前後合わせて20度までのドラム角度可変機能付き洗濯乾燥機『ムービングドラムMVW-VD1』」を2007年5月に発売(これは三菱製ドラム式洗濯乾燥機第一号で、国内大手電機メーカーでは最も後れてドラム式洗濯乾燥機市場へ参入したばかりだった)。しかし、発売から2ヵ月経った同年7月より動作不具合が相次いで報告されたためリコールを余儀なくされ、MVW-VD1は発売からわずか3ヵ月(2007年8月限り)で生産・販売を終了(翌2008年4月までに新品在庫を完売)。MVW-VD1の後継機種が生まれることはなかった。この「ムービングドラム」シリーズの大量リコールが致命傷となって三菱製洗濯機全体の販売台数は落ち込み、洗濯機分野の赤字幅拡大に拍車をかけた事から、三菱電機は洗濯機部門の赤字解消に失敗。結局はMVW-VD1の不具合による大量リコールが原因で、洗濯機自社生産撤退へと追い込まれ、1956年より生産されてきた三菱製洗濯機は2008年10月末をもって52年の歴史に幕を下ろした。
  18. ^ MAW-70BP用サービスパーツもHAP→HGLSより供給されている(洗濯槽クリーナーはHAP→HGLSから遡ってユシロ化学工業より供給)。本家の日立「白い約束」シリーズは概ね1年ごとにモデルチェンジが行われているが、OEM品の三菱洗濯機は2019年より「MAW-70BP」品番で生産。
  19. ^ 三菱電機照明の製品は「MITSUBISHI OSRAM」ブランドで販売されているが、三菱製の照明器具やランプは現在家電量販店で殆ど販売されておらず、三菱電機ストアー、ホームセンター、一部ネット通販での販売が中心となっている。さらに三菱電機ストアも三菱製のみならずパナソニック東芝日立NECなどの他社製蛍光ランプ&LED電球を併売する店舗が増えてきている。


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