三井住友銀行と系列ノンバンクの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/06 03:44 UTC 版)
「三井住友銀行カードローン」の記事における「三井住友銀行と系列ノンバンクの関係」の解説
SMFGとプロミスの戦略提携により、SMBC・アットローンは与信や債権回収(所謂取り立て)を保証先のプロミス側が行うことにより、貸倒リスクの大幅な低減やプロミスフリーキャッシングの三井住友銀行での募集・申込が可能となった。ジャパンネット銀行ローンの保証業務の受託(当初はプロミスが子会社したアットローンが担当)、プロミス傘下の消費者金融「ぷらっと」を旧住友銀行系信販会社クオークとの合弁でクオークローンに社名変更するなど、双方業容の拡大に成功したと見られる。アットローンやポケットカードを傘下に抱えてきた三洋信販(さくら銀行と親密)も、2007年にプロミスの実質子会社となり、2010年10月にプロミスへ合併された。 三井住友銀行カードローンの債権回収の受託は、SMBC債権回収ではなく、信用保証委託先であるプロミス子会社のパル債権回収である。 クオークローンはプロミスよりも貸倒リスクが高い客層を対象としていたため、改正貸金業法の影響に伴い、2007年に新規貸付を終了させ、プロミスからネオラインキャピタルに貸付債権が売却されている。 ただし、プロミスと当時のUFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)などが合弁で設立したモビットの持株をプロミスはSMFG傘下となった現在も保有し続けたり、三井住友カードやさくらカードなどとの提携は表向きにされていない。 モビットにおいては、地方銀行との提携による「○○銀 モビット」、旧UFJ銀行との「UFJモビット キャッシング」のカードローン商品の保証を担当している。UFJモビット キャッシングは、三菱東京UFJ銀行発足後は第1リテールアカウント支店管轄の「カードローン(即日型)」として既存契約を対象に存続している。 三井住友カードやさくらカードにおいては、自社で融資専用のローンカード事業(SMCCローンカード/さくらJCB fastloan+)を展開している。
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