ロングブーツ・長靴の流行など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 01:27 UTC 版)
「ブーツ」の記事における「ロングブーツ・長靴の流行など」の解説
1960年代後半ミニスカートが流行となると、ミニスカートに合わせて若い女性の間でロングブーツが流行した。 ツイッギー・ローソン(Twiggy Lawson)が登場して、ブーツがますます流行ると、ノキアが1967年にロングブーツのようなゴム長靴の製造を開始した。日本では1969年に、アサヒゴムが「ハイレイン」のブランドでロングブーツの形をした細め長めの婦人用ゴム長靴を発売。色も赤、白、黄、黒とラインナップを揃え、他社もロングタイプの長靴を競って発売する。 1970年代後半には、キャンディーズやピンクレディーなどアイドルがロングブーツをステージ衣装に取り入れた事もあり、再びロングブーツの流行が起きた。 1978年には、銀座かねまつが長靴の形をしたブーツをロングブーツに使うエナメル革で作り、エナメルの長靴が流行した。 一条ゆかり、大和和紀、魔夜峰央、河惣益巳ら70年代の少女漫画家が、作中で長い髪でフェミニンな美青年がヒールのあるロングブーツを履くというスタイルを描いたことや、西城秀樹や郷ひろみがロングブーツで歌謡番組や紅白歌合戦に出たこともあって、一部の若い男性が女物の長靴や婦人用ロングブーツを履くというファッションも見られた。
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