ロッキンジステークス
ロッキンジステークス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:45 UTC 版)
「フランケル (競走馬)」の記事における「ロッキンジステークス」の解説
ロッキンジステークスでは、エクセレブレーションとの4度目の対戦となった。前年、三度フランケルの後塵を拝したエクセレブレーションは、この年からクールモアグループの所有となり、数々の名馬を手がけたエイダン・オブライエン厩舎に転厩していた。そして移籍初戦を勝利で飾り、万全の態勢でフランケルを待ち構えていたのである。しかし古馬になってクウィリーにより「成長し体に厚みが出て、今や彼の実力は本物です」と表現されたフランケルは、この同期のライバルの4度目の挑戦をあっさりと退け、ラスト1ハロンで先頭に立つ走りを見せ5馬身差で優勝した。昨期までの最大の課題であった折り合い面の不安は見られず、全く隙のないレース振りであった。このレースで公式レート138ポンドを獲得し、フランケルは今期初戦にして早くも前年を上回る評価を得ることになった。しかし調教師のセシルは「次は更に(3〜4馬身程)良くなるのではないか」「多くの調教師がそうであるように、私達も初戦で100パーセントの力を出させることはしない」と、次走で更にパフォーマンスを上げることに自信を見せていた。
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