リベート
リベート【rebate】
リベート(りべーと)
スーパーや量販店といった小売業者が商品を仕入れるとき、メーカーや卸売業者に対して、支払った商品の代金のうち一部を返してもらうことをいう。日本の流通業の一般的な商慣行として広く行われている。
リベートを要求する際、仕入れた商品について一定量の販売を保証したり、他のメーカーや卸売業者の商品よりも優先して販売を行うなどの条件をつけることが一般的だ。
独占禁止法のガイドラインによると、リベートの根拠を明確にするという基準を守っていれば、このような行為は違法とはならない。しかし、小売価格を拘束するという目的があったり、有利な立場を利用して取引先に不当な不利益を与えることなどは禁じられている。
不透明なリベートのやりとりが流通産業の中に癒着構造を生み出すなど、特に海外からその弊害が指摘されている。小売業のダイエーやメーカーの松下電器産業などは、不透明なリベートを見直したり、全廃することを発表した。
(2001.04.15更新)
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