ラピエサージュ・ファントゥーム
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「アサルト・ドラグーン」の記事における「ラピエサージュ・ファントゥーム」の解説
『ジ・インスペクター』第21・22話に登場したアニメオリジナルの機体で、ラピエサージュの強化型。ゲイム・システムの稼働時間の延長、マシンセル導入による自己修復能力を付与されている。コクピット内部に操縦桿やレバーに類するものは一切無く、オウカが生体部品として組み込まれたような状態になっている。 劇中、全体像が明確に描かれなかったためフォルム以外は原形をとどめているように見えたが、DVD第8巻の解説で設定画が記載され、全体像が明らかになった。それによると脚部が大出力スラスターに換装され、背面ブレードウイングも大型化し機動力が大幅に強化されている反面、歩行能力が大幅に下がっている。胸部には増加装甲が備えられ、エネルギーフィールド発生装置も搭載されたため防御面でも隙のない機体に仕上がっている。ファントゥームへの換装は短期間で行われたが、これはオウカが原型機のパイロットに任命された頃から強化策が同時進行しており、あらかじめ短期間で換装できるように調整されていたためとされている。 O.O.ランチャーのビームでフェアリオン・タイプGのエネルギーフィールドを突破して中破させたのを皮切りに、人格を消去されたオウカの戦闘能力でアラド達を圧倒した。出力も向上しているのか、O.O.ランチャーとSRXのザイン・ナックルがぶつかった際、不意打ちではあったがSRXを押し返し転倒させるパワーを見せている。その後、自我を取り戻したオウカによってマシンセル活性化状態のソルグラビリオンに特攻。コードATAを発動し諸共に大破・消失した。 名称はフランス語で『継ぎ接ぎの亡霊』という意味になり、フリッケライ・ガイスト(ドイツ語で『継ぎ接ぎの亡霊』)とのネーミング上の関連性がより深くなった。
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