ラップランストーグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 08:17 UTC 版)
「オーフォート鉄道」の記事における「ラップランストーグ」の解説
ラップランストーグ (スウェーデン語: Lapplandståget) は2008年から2010年の夏季にヴェオリア・トランスポールが運行していた臨時夜行列車である。2008年にノールランストーグを国鉄に取り戻されたため運行を始めたが、3年間で廃止となった。 コペンハーゲン対岸のマルメからナルヴィクまで全行程はおよそ28時間2147 kmにおよび、これはヨーロッパの長距離列車でも最長の部類であった。マルメを金曜午後に出発し夜にストックホルム・ウプサラに停車した後は、いくつかの路線分岐駅に止まるだけで翌日の午後に北極圏に到達、イェリバーレ・キルナ・アビスコ・国境駅に停車し、ナルヴィクへの到着は土曜の夕刻だった。ウメオやルレオは経由せず、それぞれ途中停車駅のヴェンネスやボーデンからバスが接続していた。帰路は日曜午前中にナルヴィクを出発し、ストックホルムには月曜朝に、マルメ到着は午後だった。2008年・2009年はマルメから週1往復の他にヨーテボリからも別の曜日に1往復運行されていた。2010年はマルメではなくコペンハーゲン出発に変更された。
※この「ラップランストーグ」の解説は、「オーフォート鉄道」の解説の一部です。
「ラップランストーグ」を含む「オーフォート鉄道」の記事については、「オーフォート鉄道」の概要を参照ください。
- ラップランストーグのページへのリンク