ヤコビ行列とは? わかりやすく解説

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ヤコビ行列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/14 23:12 UTC 版)

多変数微分積分学およびベクトル解析におけるヤコビ行列(ヤコビぎょうれつ、: Jacobian matrix)あるいは単にヤコビアン[1]または関数行列(かんすうぎょうれつ、: Funktionalmatrix)は、一変数スカラー値関数における接線の傾きおよび一変数ベクトル値函数の勾配の、多変数ベクトル値関数に対する拡張、高次元化である。名称はカール・グスタフ・ヤコブ・ヤコビに因む。多変数ベクトル値関数 f のヤコビ行列は、f の各成分の各軸方向への方向微分を並べてできる行列


注釈

  1. ^ ただし、冒頭の定義とは mn の役割が逆になっている

出典

  1. ^ a b Weisstein, Eric W. "Jacobian". mathworld.wolfram.com (英語).



ヤコビ行列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 10:00 UTC 版)

「∂」の記事における「ヤコビ行列」の解説

「ヤコビ行列」も参照 多変数ベクトル値関数勾配ベクトル縦に並べたものをヤコビ行列(やこびぎょうれつ、英: Jacobian matrix)または関数行列呼び、∂記号用いて次のように表す。 ∂ f ∂ x = ∂ ( f 1 , f 2 , ⋯ , f m ) ∂ ( x 1 , x 2 , ⋯ , x n ) = ( ∂ f 1 ∂ x 1 ⋯ ∂ f 1 ∂ x n ⋮ ⋱ ⋮ ∂ f m ∂ x 1 ⋯ ∂ f mx n ) {\displaystyle {\frac {\partial \mathbf {f} }{\partial \mathbf {x} }}={\frac {\partial (f_{1},f_{2},\cdots ,f_{m})}{\partial (x_{1},x_{2},\cdots ,x_{n})}}={\begin{pmatrix}{\cfrac {\partial f_{1}}{\partial x_{1}}}&\cdots &{\cfrac {\partial f_{1}}{\partial x_{n}}}\\\vdots &\ddots &\vdots \\{\cfrac {\partial f_{m}}{\partial x_{1}}}&\cdots &{\cfrac {\partial f_{m}}{\partial x_{n}}}\end{pmatrix}}}

※この「ヤコビ行列」の解説は、「∂」の解説の一部です。
「ヤコビ行列」を含む「∂」の記事については、「∂」の概要を参照ください。

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