メイン湾の水系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 02:05 UTC 版)
メイン湾の海域は 69,115 平方マイル (179,008 km²) あり、メイン州海域の全て、ニューハンプシャー州の70%、ニューブランズウィック州の56%、マサチューセッツ州の41%、ノバスコシア州の36%の海域を含んでいる。またカナダのケベック州南部の小さな海域(1%未満)も含んでいる。メイン湾に注ぐ主要河川は東から、アナポリス川、シュベナカディ川、サーモン川(以上ノバスコシア州)、ペティコーディアク川、セントジョン川、マガガダビック川(以上ニューブランズウィック州)、セントクロイ川、ペノブスコット川、ケネベック川、ソーコ川(以上メイン州)、ピスカタクォ川(ニューハンプシャー州)、メリマック川、チャールズ川(以上マサチューセッツ州)がある。セントジョン川とペノブスコット川の水量が多い。 冷たい海水、極端な潮汐混合、またメイン湾の多様な海底のために、北大西洋で最大級に生産的な海洋環境ができており、多くの海洋生物の生息域となっている。最も著名なのがコダラ、アカディアサケ、タイセイヨウニシン(Clupea harengus) 、アメリカンロブスター(Homarus americanus) である。ロブスターは特にその大きさが有名である。メイン湾は、特にファンディ湾との境目付近が多くの種の鯨が夏を過ごす場所であり、特に絶滅が危惧されるタイセイヨウセミクジラが見られる。
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