マルタ十字とは? わかりやすく解説

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マルタ‐じゅうじ〔‐ジフジ〕【マルタ十字】

読み方:まるたじゅうじ

十字形の一。くさび形四つ組合わせたもので、ヨハネ騎士団マルタ騎士団)の象徴

マルタ十字の画像

マルタ十字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/09 18:59 UTC 版)

マルタ十字(マルタじゅうじ)は、十字模様の一つで、キリスト教騎士修道会である聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団とも)の象徴とされる。元来は11世紀イタリアの小共和国であるアマルフィの象徴であった。マルタ十字は4つのV形をした紋章がその底部で結合した形をしており、突き出た8つの角をもつ[1]。この意匠は第1回十字軍の頃からある十字のシンボルに基づいたものである。


  1. ^ a b 欧州中央銀行. “Malta”. 2021年12月29日閲覧。
  2. ^ プール・ル・メリット勲章とバス勲章にはいずれも軍人用と文民用があるが、両者とも軍人用にマルタ十字が使用されている。


「マルタ十字」の続きの解説一覧

マルタ十字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 22:17 UTC 版)

クルックス管」の記事における「マルタ十字」の解説

プリュッカーは1869年にマルタ十字型の陽極クルックス管取り付けた陽極にはヒンジがついており、折り曲げて管の底面寝かせることができた。スイッチ入れると管底の蛍光面に鮮明な十字型の影が映り陰極線直進していることが見て取れた。そのまましばらくおくと、蛍光が「へたって」光が弱まってくる。ここで十字架倒して陰極線経路空けると、それまで影だった領域が他よりも明るく蛍光発した

※この「マルタ十字」の解説は、「クルックス管」の解説の一部です。
「マルタ十字」を含む「クルックス管」の記事については、「クルックス管」の概要を参照ください。

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