マザールージュ【マザールージュ】(観賞樹)
登録番号 | 第12374号 | |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | あじさい | |
登録品種の名称及びその読み | マザールージュ よみ:マザールージュ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 園木正広 | |
品種登録者の住所 | 福岡県久留米市大橋町合楽489番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 園木正広 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「墨田の花火」に「サンセット」を交配して育成されたものであり、花形は普通咲きでガクアジサイ型、花色は鮮紫ピンクで鉢物向きの品種である。 樹形は開張性、枝の太さは中、節間長は長、新梢の色は緑、枝の斑点の多少はかなり少、前年枝の色は褐である。葉身全体の形は楕円形、先端の形は鋭尖形、基部の形は鈍形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉身長及び葉身幅は中、成葉表面の色は暗緑(JHS カラーチャート3707)、裏面の色は穏黄緑(同3514)、葉柄の長さはやや短である。花序の形は盃形、花形はガクアジサイ型、花序の縦径及び横径は中、厚さは薄である。両性花の数は多、装飾花の数はかなり少、両性花の色は鮮紫ピンク(同8904)花形は一重咲き、装飾花の花形は普通咲き、がく片の重なりは少し重なる、大小の有無はやや有、装飾花の縦径及び横径は大、単色・複色の別は単色、開花初期の花色は黄白(同2201)、盛期の花色は鮮紫ピンク(同9504)である。がく片の形はかぶ形、切れ込みの位置は先端のみ、湾曲は平滑である。花柄の長さはやや短、小花柄の長さは中である。花色の変化性は有、促成での開花期は中である。「ピノノ」と比較して、両性花の色が鮮紫ピンクであること、装飾花が大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の温室(福岡県久留米市)において、「墨田の花火」に「サンセット」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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