ホキ650形への改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/16 16:35 UTC 版)
「国鉄セキ3000形貨車」の記事における「ホキ650形への改造」の解説
生石灰を輸送するために改造した25 t積のホッパ車である。1971年(昭和46年)に9両(ホキ650 - ホキ658)がセキ3000形から改造された。 改造に際してはホキ2800形と共通運用を行うため、車体高さを切り詰めて重心を下げたうえで台車をコイルばね式のTR41Dに改造することで最高速度を75 km/hに引き上げ、ホキ2800形に準じた屋根や積込口を追加した。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「94」(有害性物質、禁水指定のもの)が標記された。 美濃赤坂駅に常備され、ホキ2800形と共に西濃鉄道昼飯線昼飯駅 - 新湊線新湊駅あるいは信越本線妙高高原駅などへ運用されていたが、1985年(昭和60年)に形式消滅した。
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