ペイブウェイI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/25 11:50 UTC 版)
「ペイブウェイI」は、ペイブウェイ・ファミリーの最初のシリーズである。いずれも既存の自由落下型の航空爆弾、「ダムボム」(Dumb bomb)にレーザー誘導装置を取り付けたものであり、以後のペイブウェイ・ファミリーはほとんどが同様の形態を採る。"GBU"(Guided Bomb Unit)で始まる制式名称が与えられている。 GBU-10:Mk 84 2,000ポンド爆弾 GBU-11:Mk118(英語版) 3,000ポンド爆弾 GBU-12:Mk 82 500ポンド爆弾 GBU-16:Mk 83 1,000ポンド爆弾 爆弾の先端には可動式のセミアクティブ・レーザー・シーカー部を備え、その直後に誘導制御を行うコンピュータ制御群(Computer control group, CCG)が収められた円筒部とその円筒部の側面4方向に取り付けられた4枚の操向用カナード翼を取り付けられている。爆弾の後端には固定式の4枚の安定用尾翼が取り付けられる。レーザー・シーカー部には円筒形の「ウェザー・ベーン」と呼ばれる整流板が備わっていた。
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