プラグインAPI / 連携プロトコルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > プラグインAPI / 連携プロトコルの意味・解説 

プラグインAPI / 連携プロトコル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 14:52 UTC 版)

デジタル・オーディオ・ワークステーション」の記事における「プラグインAPI / 連携プロトコル」の解説

プラグインAPIには標準仕様存在し一つのオーディオプラグインを多数DAWで使うことが可能となっている。 VST スタインバーグ策定したプラグイン仕様楽器向けのVST Instruments (VSTi)もある。 VST3では64bit浮動小数点数オーディオやりとりが可能となっている (対応するかはプラグイン依る)。 AU macOS標準のオーディオプラグイン仕様エフェクト向けのAU Effect楽器向けのAU Instrumentがある。 LV2英語版Linux向けに開発されプラグイン仕様エフェクトプラグイン仕様であるLADSPA及び楽器プラグイン仕様であるDSSI (Disposable Soft Synth Interface英語版))の後継DirectXプラグイン英語版Windows標準プラグイン仕様であったエフェクト用のDX楽器用のDXiが存在したARA (Audio Random Access英語版)) ノンリニアオーディオプラグイン仕様ARAはMelodyneのために開発された。SpectraLayers 6以降などにも使われるようになった。 なお、独自のプラグインAPI採用するソフトウェア存在するAvid ProTools 独自プラグイン仕様AAX (Avid Audio eXtension) を採用している。AAXでは専用DSP向けのAAX DSPネイティブCPU向けのAAX Native用意されている。これらは32bit浮動小数点数処理となっている。 以前は古い専用DSP (デジタルシグナルプロセッサ) 用として24/48bit固定小数点数処理のTDM (Time-division Multiplexing) プラグインが、ネイティブCPU処理用として32bit浮動小数点数処理のRTAS (Real Time Audio Suite) プラグイン使われていた。 なお、ProToolsでも後述するプラグインブリッジを使ってVSTプラグインAUプラグインを使うことは可能である。 Digital Performer 独自プラグイン仕様MAS (MOTU Audio System) がある。しかしながらDigital Performerバージョン4.1以降AUプラグインにも対応しバージョン8以降VSTプラグインにも対応しているReason 独自プラグイン仕様RE (Rack Extension) があり、REプラグイン自由な配線が可能となる。なお、Reson 9.5以降VSTプラグインを使うことも可能となっている。 また、プラグイン同士ブリッジ存在するVST To RTAS Adapter VSTプラグインをRTASプラグイン環境使用できるようにする。 Blue Cat Patchwork 様々な仕様プラグイン様々なプラグイン環境使用できるようにする。 DDMF Metaplugin 様々な仕様プラグイン様々なプラグイン環境使用できるようにする。 jBridge 32bitVSTプラグイン64bit環境使用できるようにする。 外部音源DAW同士連携使えるプロトコル存在するMIDI信号 DAWMIDIコントローラー外部MIDI音源 (ソフトウェアMIDI音源含む) の接続使われる代表的なソフトウェアMIDI音源にはMicrosoft GS Wavetable SW SynthTiMidity++FluidSynth存在する多くDAWMIDI信号入出力対応しているため、DAW同士連携MIDI信号を使うこともできる。 ただしMIDIは古い仕様であるため7bit整数しかないパラメータもあり、2019年現在新たな仕様であるMIDI 2.0策定となっている。 ReWire DAW独立した音源ソフトウェア接続使われる多くDAWReWire音源側として使用することも可能となっており、DAW同士接続ReWireを使うことができる。MIDIベースとしている。 CV/gate(英語版) (Control Voltages及びGates) 信号 モジュラー・シンセサイザー同士接続使われいるアナログ信号であるが、DAWにおいてはReason仮想的実装しているほか、Bitwig Studio専用デバイス通してCV/GATE信号出力対応している。またMIDI信号からCV/GATE信号へと変換するハードウェアコンバーターも存在するOpen Sound Control (OSC) MIDI代替などとして使用されている。32bit floatパラメータにも対応している。しかし、パラメータ標準仕様存在しておらず、ソフトウェア毎に実装異なる。

※この「プラグインAPI / 連携プロトコル」の解説は、「デジタル・オーディオ・ワークステーション」の解説の一部です。
「プラグインAPI / 連携プロトコル」を含む「デジタル・オーディオ・ワークステーション」の記事については、「デジタル・オーディオ・ワークステーション」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「プラグインAPI / 連携プロトコル」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

プラグインAPI / 連携プロトコルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



プラグインAPI / 連携プロトコルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのデジタル・オーディオ・ワークステーション (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS