ファントムセル
ファントムセルとは、NTTドコモが提唱する移動体通信システムのコンセプトで、広範囲をカバーする基地局(マクロセル)と、高密度に配置された小規模セル(スモールセル)を重ねて設置することで、周波数帯を有効利用するというコンセプトのことである。
一般的に、電波は周波数が低ければ低いほど遠くまで届き、逆に周波数が高ければ高いほど大容量の情報を伝送できる。マクロセルは低い周波数帯域を利用して広範囲をカバーしており、スモールセルは高い周波数帯域を利用することで狭い範囲での高速通信を実現している。ファントムセルは、マクロセルとスモールセルを併用することで制御性能を維持しつつデータ伝送の効率化を図るコンセプトといえる。
ファントムセルと似た言葉に「フェムトセル」があるが、フェムトセルはスモールセルのうち極小規模のセルを指す呼び名である、
参照リンク
Development of LTE-Advanced - (NTT docomo)
NTTドコモ: | NTTドコモ prosolid PRADA Phone ファントムセル P-smart ケータイ Q-pot.Phone SH-04D RADIDEN |
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