ヒタチヒカリ【ヒタチヒカリ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7090号 |
登録年月日 | 1999年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | イタリアンライグラス | |
登録品種の名称及びその読み | ヒタチヒカリ よみ:ヒタチヒカリ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 茨城県 | |
品種登録者の住所 | 茨城県水戸市三の丸1丁目5番38号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 津田公男、矢萩久嗣、浅野博之、藤原泉 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ヤマアオバ」,「ナスヒカリ」及び「CPI26071」の4倍体の11系統から選抜された6母系の種子から合成された固定品種であり,茎の太さは極太,葉幅は極広く,冠さび病抵抗性が強い飼料畑の採草向きの晩生品種である。草型は中間~直立型,初期及び春期草丈は高である。稈長は長,茎の太さは極太,茎数はやや少,葉身長は高,葉幅は極広,葉色は濃緑である。穂長はやや長,穂数はかなり少,小穂数は多,1000粒重は重,芒の有無と長さは短である。耐寒性は良,耐雪性はやや不良,生育期間は中,出穂期は晩生,再生はかなり良,冠さび病抵抗性は強である。 「ヒタチアオバ」と比較して,出穂期が晩いこと,冠さび病が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,茨城県畜産試験場(茨城県西茨城郡友部町)において,「ヤマアオバ」,「ナスヒカリ」及び「CPI26071」を倍加した4倍体の11系統を母材に,昭和56~63年に病害抵抗性,収量性及び耐倒伏性等に着目して個体選抜を繰り返して6母系系統を選抜し,これらの種子について集団採種を行って合成した固定品種であり,63年に「友系22号」の系統名を付し,平成3年から系統適応性試験及び特性検定試験等の試験を行い,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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