パツリン
分子式: | C7H6O4 |
その他の名称: | パツリン、クラバシン、クラバチン、ペニシジン、エクスパンシン、クラビホルミン、ミコインC3、Patulin、Clavacin、Clavatin、Expansine、Penicidin、Mycoin C3、Claviformin、4-Hydroxy-4H-furo[3,2-c]pyran-2(6H)-one、4-Hydroxy-2,6-dihydro-4H-furo[3,2-c]pyran-2-one、Sch-351633 |
体系名: | 4-ヒドロキシ-4H-フロ[3,2-c]ピラン-2(6H)-オン、4-ヒドロキシ-2,6-ジヒドロ-4H-フロ[3,2-c]ピラン-2-オン |
パツリン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 02:32 UTC 版)
パツリン (patulin) は、ペニシリウム属(アオカビ類) Penicillium expansum、アスペルギウス属(コウジカビ類)によって作られる、マイコトキシン(かび毒)の一種。
- ^ Merck Index, 11th Edition, 7002.
- ^ カビ毒の分析法 日本分析化学会 (PDF)
- ^ Effects of Ca2+ and Mg2+ on Botrytis cinerea and Penicillium expansum in vitro and on the biocontrol activity of Candida oleophila
- ^ マイコトキシン研究の現状 東京女子医科大学雑誌 53巻6号 p.533-555 1983/6/25
- ^ “Patulin: a Mycotoxin in Apples”. Perishables Handling Quarterly (91): 5. (August 1997) .
- ^ 渡辺満, 鮎瀬淳「日本の主要リンゴ品種における Penicillium expansum のマイコトキシン産生とパツリン産生に及ぼす果実成分の影響」『日本食品科学工学会誌』第56巻第4号、日本食品科学工学会、2009年4月、 215-222頁、 doi:10.3136/nskkk.56.215、 ISSN 1341027X、 NAID 10024855309。
- ^ 田口智康, 石原亨, 中島廣光、【原著論文】リンゴ果汁に含まれる揮発性化合物による Penicillium expansum の生育およびパツリン産生への影響 『マイコトキシン』 2014年 64巻 1号 p.1-14
- ^ Tomoyasu Taguchi,Atsushi Ishihara,Hiromitsu Nakajima:【article】Effects of volatile compounds produced by plants on fungal growth and the production of mycotoxins 『マイコトキシン』 2015年 65巻 2号 p.131-142, doi:10.2520/myco.65.131
- ^ “Foodborne hazards (World Health Organization”. 2007年1月22日閲覧。
- ^ LC/MS/MS によるりんごジュース中のパツリンの残留分析 福岡市保健環境研究所保健科学部門
- ^ サイレージの品質管理 3) 好気的変敗の抑制 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波事務所
パツリン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 20:53 UTC 版)
ペニシリウム属(アオカビ類)、アスペルギルス属(コウジカビ類)によって産生される。腐ったリンゴ、モモ、ブドウなど果実の表面につき、果汁などを汚染する。消化管の充血、出血、潰瘍等(動物実験)を引き起こす。発癌性を疑われている。
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