マイコトキシン 5 [mycotoxin]
マイコトキシン
穀類などが虫に食害されたり病気にかかってカビの感染を受けると生成するカビで、農作物の生産・流通など食品衛生上、重要な問題になっている。
マイコトキシンは、ヒトあるいは家畜、魚類など高等動物に対して 健康を損う有害な毒素を産生し、急性か慢性の病理的障害を与える。また、種類によっては強力な発がん性を有する。なかでも、「アフラトキシン」というカビ毒は、動物実験により発がん性が非常に高いことがわかっている。
マイコトキシンを産生するカビは身の回りのいたるところに存在する。そのため農作物が畑に生育している時から、適切な防除措置が行われ、生産から流通までの十分なかび対策が必要である。
マイコトキシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/02/04 01:58 UTC 版)
マイコトキシン (Mycotoxin) とは、カビの二次代謝産物として産生される毒の総称である。ヒトや家畜などに対して 急性もしくは慢性の生理的あるいは病理的障害を与える物質。現在、300種類以上のマイコトキシンが報告されており、アスペルギルス (Aspergillus) 属、ペニシリウム (Penicillium) 属、フザリウム (Fusarium) 属の3属により生産されるものがほとんどである。
- ^ 川本伸一「技術解説: 食品安全分野における研究」、『食品と技術』、独立行政法人 農研機構 食品総合研究所、2009年2月、2010年11月18日閲覧。
- ^ バルカン腎症の原因物質としてのアリストロキア酸およびオクラトキシンA日本環境変異原学会大会プログラム・要旨集 (38), 140, 2009-11-06
- 1 マイコトキシンとは
- 2 マイコトキシンの概要
- 3 関連項目
マイコトキシンに関連した本
- カビがつくる毒―日本人をマイコトキシンの害から守った人々 (科学のとびら) 辰野 高司 東京化学同人
- 食品安全性セミナー〈5〉マイコトキシン 細貝 祐太郎 中央法規出版
- 食品衛生の微生物―ーマイコトキシンと低温細菌ー (1970年) (微生物学シリーズ 東昇,天野恒久監修) 矢野 信礼 朝倉書店
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