バジレ版「日と月とターリア」との相違点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 16:30 UTC 版)
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「en:Sun, Moon, and Talia」も参照 祝福はない。ペロー版同様、誕生の予告もない。王女にはターリアという名前がある。ターリアの誕生の祝宴で呼ばれていた占い師が「麻糸が王女に災いをもたらす」と予言。 眠りにおちた王女を悲しみ、父親は別れを告げて、この悲しみを忘れるために城を去る。他の者たちの描写は一切ない。その後、鷹狩りで偶然たどり着いた王が、眠る王女を見つけ、あまりの美しさに我慢出来なくなり愛の果実を摘む。そして王国へ帰り王女のことを忘れてしまう。王女は寝ている間に双子を出産し、麻糸がとれて目を覚ます。思い出した王は王女に会いに行き、出産を喜ぶ。 とりあえず王国に帰った王であったが、王女のことが気にかかり、王妃はそれに気づく。嫉妬した王妃は王の名前を装い、双子を呼び寄せ殺し、スープにして王に食べさせようとするが、子供に同情した料理人が子山羊とすりかえる。 次に王妃はターリアを呼び寄せて火焙りで殺そうとしたが、王が助けに入り、子供をスープにして飲ませたという話をきいて王は怒り狂い、王妃を火の中に投げ込む。
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