ハンセン病と文学展
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2003年(平成15年)7月11日から9月15日まで熊本近代文学館で開かれた展示会。ハンセン病文学の開拓者といわれる内田守が寄付した内田文庫文庫が中心に展示され、展示された彼の資料は338点に及ぶ。彼の言葉として「病者の苦しみは、社会的偏見のために、家庭や親類までもが肩身を狭くし、病者は生命も住所も一生秘していなければならぬという不合理であった。(略)この病者の精神的閉鎖性をなんとかして開放してやりたいと思い、着眼したのが自分が学生時代からやってきた短歌による自己表現であり、病者にもやらせてみたいと着想したのであった。この中に貴重な資料がある。らい病考 稿本 後藤昌文著 1876年 統計年表 恵楓園 1911年、1913年などである。
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