内田守とは? わかりやすく解説

内田守

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/20 23:33 UTC 版)

内田 守(うちだ まもる、1900年6月10日 - 1982年1月17日)は、日本の医師歌人としてのペンネーム内田 守人(もりと)と称する。九州療養所国立療養所菊池恵楓園国立療養所長島愛生園国立療養所松丘保養園で医師として働いた。ハンセン病研究家。ハンセン病療養所入所者に短歌の指導を行った。戦後は医院開業後、熊本短大で社会福祉を研究、講義した。ハンセン病資料を多数集め、熊本県立図書館に内田文庫として寄贈した。


  1. ^ 博士論文書誌データベースの内容の部
  2. ^ 内田守『珠を掘りつつ』 金龍堂書店 1972年 内田守履歴 P253
  3. ^ 医官、内田守と文芸活動(2004) 歴史評論 No.656,12月号 p20-32
  4. ^ 大岡信責任編集『ハンセン病文学全集 第8巻 短歌』、皓星社、2006年、ISBN 4-7744-0397-0
  5. ^ 珠を掘りつつ 内田守 金龍堂書店の中の社会事業研究 1937年9月文芸によるらい患者の精神運動
  6. ^ 珠を掘りつつ 内田守 金龍堂書店 p256 1972年
  7. ^ <鼠らいの眼疾患に関する研究 第1-4報 レプラ 3-4,4-3, 1932年、1933年、
  8. ^ 熊本市付近のらい部落の現状について 河村正之、下瀬初太郎、内田守 レプラ 第4巻1号 1933年3月 近代庶民生活誌 20 病気・衛生のも含まれる
  9. ^ 水道普及がライ菌駆逐への効果について 第1報、第2報 第43回日本らい学会総会 1970年、1971年
  10. ^ 光田健輔 内田守著 吉川弘文館 1971年
  11. ^ 熊本県社会事業史稿 内田守 1965年
  12. ^ 九州社会福祉事業史 内田守 日本生命済生会 1969年
  13. ^ ユーカリの実るを待ちて 内田守編リデルライト記念老人ホーム 1976年
  14. ^ <内田守人 うまれざりせば 春秋社 1976年
  15. ^ <ハンセン病と文学展 熊本近代文学館パンフレット 2003年



内田守

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ハンセン病に関連した人物」の記事における「内田守」の解説

内田守(短歌場合内田守人)(1900-1982)うちだまもる、うちだもりと。九州療養所長島愛生園松丘保養園医師として働いた医学博士眼科医ハンセン病研究家ハンセン病療養所入所者、刑務所受刑者短歌指導行い多く短歌集を編集したハンセン病文学全集8 短歌には冒頭1926年 1929年の影の編集者として記載されている。った。終戦前健康を害し回復し戦後開業熊本短大教授となり、社会福祉研究講義した広範な事象興味があり、著書論文多く実行力があり、余りにも活動が盛んで「内田公害」とも言われた。資料熊本県立図書館内田文庫として寄贈した

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