ネットワーク外部性とは? わかりやすく解説

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ネットワーク‐がいぶせい〔‐グワイブセイ〕【ネットワーク外部性】

読み方:ねっとわーくがいぶせい

ある財・サービス利用者増加すると、その財・サービス利便性効用増加すること。例えば、電子メール携帯電話などネットワーク型のサービス利用する人が増えると、より多く相手連絡をとれるようになり、便利になるまた、パソコンOS映像記録方式規格などで、ユーザーが多いほど多様なソフトウエア供給され便益増加することなど。ネットワーク効果


ネットワーク外部性

読み方ネットワークがいぶせい
別名:ネットワーク外部効果
【英】Network externality

ネットワーク外部性とは、ネットワーク的な性質持ったサービス製品における経済的特性のひとつで、利用者増えれば増えるほど、そのサービス製品利用者全体利益利便性向上していく、という特性のことである。

外部性externality)とは元々経済学の用語で、ある行為結果当事者ではない第三者影響与えることを意味する。たとえば電話FAXなどのサービスにおいて、加入者が1人かいないとすれば加入している価値ゼロである。加入者が2人いれば、互いに通信ができるという価値生じる。加入者が3人いれば2人通信することができるために利便性より高くなり、加入者が100人いるとすれば利便性はいっそう高いものとなる。こうした現象がネットワーク外部性と呼ばれている。

ネットワーク性質持ったサービス普及率高まれば高まるほど価値上がっていくため、さらに利用者増やしていくという、「正のフィードバック」と呼ばれる効果同時に現れるまた、普及率がある水準突破すると、利用者数が一気跳ね上がるとされる。その境界点となっている普及率水準が、クリティカルマス呼ばれている。


参照リンク
Network Externalities (Effects) - (英文
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制度・サービス:  MSC  ミルスペック  NII  ネットワーク外部性  ネコポス  リコメンド  ロボット新戦略

ネットワーク外部性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/25 14:01 UTC 版)

ネットワーク外部性(ネットワークがいぶせい、: Network externality)もしくはネットワーク効果(ネットワークこうか、: network effect)とは、製品やサービスの価値が利用者数に依存していること[1]である。代表的なものに電話がある。




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