ネスラー試薬とは? わかりやすく解説

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ネスラー‐しやく【ネスラー試薬】

読み方:ねすらーしやく

アンモニアおよびアンモニウム塩検出用の試薬沃化(ようか)カリウム沃化水銀を含む水溶液微量アンモニア黄褐色を示す。ドイツ化学者ネスラー(J.Nessler)が発明


ネスラー試薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/20 08:07 UTC 版)

ネスラー試薬(ネスラーしやく、: Nessler's reagent)は、微量のアンモニアを検出するために用いられる試薬である。 CAS登録番号は7783-33-7。


  1. ^ 阿部修治, "ネスラー反応生成沈殿物の組成と構造", 化学教育, 14(3), p.325 (1966). CiNii


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ネスラー試薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/18 07:12 UTC 版)

テトラヨージド水銀(II)酸カリウム」の記事における「ネスラー試薬」の解説

この名前はユリウス・ネスラーにちなみ、アンモニアを含む試料滴下する黄色に呈色する。より高い濃度では褐色沈殿生じる。スポットテストとしての感度は、試料2 μL中アンモニア約0.3 μgである[要出典]。 NH 4 + + 2 [ HgI 4 ] 2 − + 4 OH − ⟶ HgO ⋅ Hg ( NH 2 ) I + 7 I − + 3 H 2 O {\displaystyle {\ce {{NH4^{+}}+{2[HgI4]^{2-}}+4OH^{-}->HgO\cdot {Hg(NH2)I}+{7I^{-}}+3H2O}}} ネスラー試薬は一般にヨウ化カリウム塩化水銀(II)から調製される。濃ヨウ化カリウム水溶液に、ヨウ化水銀(II)沈殿溶け残るまで熱濃塩化水銀(II)水溶液加える。その後ろ過し、水酸化カリウム少量塩化水銀(II)水溶液加える。得られ溶液冷却した後、必要な濃度希釈する。ネスラー試薬はネスラー管で使われることもある。

※この「ネスラー試薬」の解説は、「テトラヨージド水銀(II)酸カリウム」の解説の一部です。
「ネスラー試薬」を含む「テトラヨージド水銀(II)酸カリウム」の記事については、「テトラヨージド水銀(II)酸カリウム」の概要を参照ください。

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