ドコモメール
ドコモメールとは、NTTドコモが提供するクラウドベースの電子メールサービスの名称である。従来の「spモードメール」に置き換わるサービスとして提供される。
ドコモメールは、一般的なWebメールと同様に、受信したメールをクラウド上で保存・管理する。このため、PCを含め複数の端末で同じアカウントのメールを閲覧したり送受信したりすることが可能になる。また、端末を壊したり紛失したりしても、メールが失われずに済む。保存可能な容量は1GB、または、8万件と発表されている。
ドコモメールは無料で提供されるが、利用にあたりspモードに加入している必要がある。
ドコモメールは2012年10月に発表された。提供開始は当初2013年1月の予定とされたが延期され、2013年10月に改めて提供開始が告知された。2013年11月以降には「docomo ID」にも対応し、NTTドコモの回線契約のない端末からもドコモメールを利用することが可能になるという。
ドコモメールはNTTドコモのクラウド化戦略「ドコモクラウド」の一環として発表された。他にも電話帳アプリをクラウドに移行する「ドコモ電話帳」や、クラウドを経由して通話の翻訳を行う「しゃべってコンシェル」などが発表されている。
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ドコモメール
ドコモメール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 15:15 UTC 版)
ドコモメールは、NTTドコモが2013年10月24日に開始した電子メール(キャリアメール)サービスである。クラウドメールとも呼ばれアプリや端末内に蓄積する様な保存形式とは違って、メーリングサーバーとソフトウェアが同期する事によって安全性が保たれる。マルチデバイスとなりspモードのプロバイダー以外の回線でも利用が可能な所も特徴の一つとされる。FOMA契約やXi契約を問わずdアカウントを利用することが出来ればマルチデバイスとなる。プロバイダーとして使う用途を持たないユーザーにはキャリアメールのみとしても活用は可能になる。
- 1 ドコモメールとは
- 2 ドコモメールの概要
ドコモメール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 15:15 UTC 版)
2013年10月24日から、spモードメールをクラウド化した「ドコモメール」の提供が開始された。。 Android 4.0以降を搭載したドコモ スマートフォン・ドコモ タブレットに対応し、spモードメールアプリをドコモメールアプリにアップデートすることで、ドコモメールへ移行することができる。サービス開始以降発売のドコモ スマートフォン・ドコモ タブレットでは、spモードメールアプリはドコモメールアプリに置き換わった。なお、非対応機種に対しては従来通りspモードメールでの提供となる。また2021年1月末、spモードメールは提供終了となった。
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