トウゴロウメダカ科とは? わかりやすく解説

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トウゴロウメダカ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/26 06:44 UTC 版)

トウゴロウメダカ科(Phallostethidae)はトウゴロウイワシ目に含まれるの1つであり、東南アジア淡水域あるい汽水域に生息する。


  1. ^ Allen, Gerald R. (1998). Paxton, J.R.. ed. Encyclopedia of Fishes. San Diego: Academic Press. pp. 156. ISBN 0-12-547665-5. 


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トウゴロウメダカ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 00:20 UTC 版)

トウゴロウイワシ目」の記事における「トウゴロウメダカ科」の解説

トウゴロウメダカ科(Phallostethidae)は2亜科5属22種で構成されるすべての種類側扁し、ほぼ透明な体をもつ。デンタテリナ亜科トウゴロウイワシ科含められることもあったが、現在ではいくつかの骨学的な特徴から、トウゴロウメダカ亜科と近い関係にあることが強く示唆されている。 デンタテリナ亜科(Dentatherininae)1属1種西部太平洋熱帯海域分布する。デンタテリナ属 Dentatherina トウゴロウメダカ亜科Phallostethidae)4属21種。フィリピンからタイスマトラ島にかけての淡水汽水域分布する。雄は頭の下に、「プリアピウム」(priapium)と呼ばれる非対称複雑な構造をした交尾器官をもつことが大きな特徴である。これは雄の腹鰭骨格変形したもので、雌では1種除き骨格自体消失している。雄は交尾時に雌の体を固定するためにプリアピウムを用いる。「左利き(sinistral)」と呼ばれる雄ではプリアピウムが体の左側開口し、肛門右側に開く。「右利き(dextral)」の雄ではその逆で、ほとんどの種類では「左利き」「右利き」がほぼ同数いるが、どちらか偏った種類もある。雌は交尾通じて体内受精を行うが卵生で、微細な突起覆われ受精卵産卵する。体は側扁し、半透明から透明。小型魚類で、体長最大で3.7cmほどである。グラファルス属 Gulaphallus ネオステトゥス属 Neostethus トウゴロウメダカ属 Phallostethus フェナコステトゥス属 Phenacostethus

※この「トウゴロウメダカ科」の解説は、「トウゴロウイワシ目」の解説の一部です。
「トウゴロウメダカ科」を含む「トウゴロウイワシ目」の記事については、「トウゴロウイワシ目」の概要を参照ください。

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