タッチパッド【touchpad】
読み方:たっちぱっど
タッチパッド
【英】touch pad, track pad
タッチパッドとは、パッドと呼ばれる数センチ四方の平面上を指でなぞるとことによってカーソルを操作するポインティングデバイスのことである。Apple ComputerのPowerBookシリーズで、「トラックパッド」の名称で初めて搭載された。
タッチパッドは、パッド上の指の位置や動きを感知して、カーソルの動きに変換する仕組みを持っている。多くの場合、パッドを軽く叩く動作によって、クリックを行うこともできる。指の位置を感知する方法としては、パッドにかかる指の圧力を利用する感圧式や、静電気を利用する静電式などがある。
タッチパッドには、多くの場合、パームレストの中央部(スペースキーの手前)に設置されている。また、センサの他にマウスのボタンに相当する仕組みやホイールに相当する仕組みが付いていることも多い。
タッチパッドはPC本体に埋め込むタイプの装置であり、設置面積が比較的小さくてよく、ホコリなどの汚れにも強く、製造コストも比較的安価に抑えられるといったメリットを持っている。このため、薄型化を目指すノートパソコンの多くにタッチパッドが採用されている。タッチパッドと同様の役割を持つポインティングデバイスとしては、Lenovoが販売しているノートパソコンのThinkPadシリーズなどで採用されている「トラックポイント」などがある。
タッチパッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 16:53 UTC 版)
タッチパッド (touchpad) は、平板状のセンサーを指でなぞることでマウスポインタの操作をする、ポインティングデバイスの一種。メーカーによりスライドパッド、トラックパッドなどとも呼ばれる。
- ^ a b He designed and patented the first capacitive touchpad input device and founded Cirque to commercialize it. Apple was the first company to license the technology for use in its Macbooks. Cirque is now a subsidiary of Alps.
- ^ “高感度静電容量技術 | 技術情報・トピックス | 製品・技術情報 | アルプスアルパイン”. tech.alpsalpine.com. 2022年12月1日閲覧。
- ^ アップル、より高速になったiBookを発表 - 新しいiBookはスクロールトラックパッドと緊急モーションセンサーが付いて価格は119,800円から 2005年7月26日
- ^ アップル、iBookにスクロールトラックパッド搭載 2005年7月27日
- ^ アップル、国内でも「MacBook Air」の説明会を開催 2008年1月16日
- ^ アップル、MacBookシリーズについての製品説明会を開催 2008年10月15日
- ^ Apple、まったく新しいMacBookを発表 2015年3月9日
- ^ Apple、13インチMacBook Pro RetinaディスプレイモデルとMacBook Airをアップデート 2015年3月9日
- 1 タッチパッドとは
- 2 タッチパッドの概要
- 3 脚注
タッチパッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 09:34 UTC 版)
「Palm Top PC 110」の記事における「タッチパッド」の解説
キーボードの上中央にはタッチパッドが装備され、付属のPIMソフトPersonaware(後述)専用である。メモパッドの表面に傷が付かないように透明フィルムが乗せられるようになっており、交換用フィルムが数枚付属していた。また、後にWindowsでPS/2マウスとして扱うドライバが有志により発表されたり、LinuxでもPS/2マウス互換のポインティングデバイスとして使える様になった(これはAlan Coxが一時期PC110でLinuxを開発していたため)。
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