タスカルーサ (重巡洋艦)とは? わかりやすく解説

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タスカルーサ (重巡洋艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 01:23 UTC 版)

タスカルーサ (USS Tuscaloosa, CA-37) は、アメリカ海軍重巡洋艦ニューオーリンズ級重巡洋艦の4番艦[注釈 3]。艦名はアラバマ州タスカルーサに因む。第二次世界大戦では大西洋艦隊に所属して大西洋攻防戦に参加し、太平洋戦争終盤に太平洋艦隊に編入されて太平洋で行動した[3]


注釈

  1. ^ a b 1945年の改装時に撤去[2]
  2. ^ a b 1945年の改装時に装備[2]
  3. ^ ○アメリカ海軍[3]、ニュー・オリンズ級重巡洋艦 前級までの反省を踏まえ設計を一新した米条約型重巡の第2世代 
  4. ^ 新鋭巡洋艦 タスカローサ入埠[5] 明廿八日擧行さるる海軍記念日を一層盛大ならしむるため、目下近海にある米國巡洋艦タスカローサ號は廿六日朝王府グローで街埠頭に碇泊し、日曜、月曜の兩日午前は九時半より十一時十五分まで、午後は一時半より五時まで一般市民に公開觀覧をゆるす。本艦は昨年度進水せし最新式巡洋艦にして、一万噸、備砲八インチ九門、高射砲と五インチ砲各五門、速力三十二ノツト、乗員艦長以下八〇七名、艦長はソアグソン少佐である(記事おわり)
  5. ^ 一万噸級巡洋艦四隻 大西洋艦隊へ編入! 強化される米國大西洋海軍力[6](ワシントン十四日同盟)米國海軍は大西洋艦隊を増設し大西洋海軍力の増強に努めてゐるが、更に一万トン級巡洋艦クインシー、トスカルウス、ヒューストン サンフランシスコの四艦を大西洋艦隊に編入するに決定、十四日海軍省よりこの旨發表した、右四艦は目下南米各國を親善訪問中であるが歸國後正式に大西洋艦隊に加入する予定である 目下大西洋艦隊は主力艦四隻、驅逐艦十七隻、乙級巡洋艦八隻、特殊艦一隻よりなってゐるが、甲級巡洋艦四隻の参加により艦隊構成を著しく補構するわけである、なほこれとゝもに大西洋艦隊所属の乙級巡洋艦數隻は主力艦隊に編入される豫定である(記事おわり)
  6. ^ 悲劇のドイツ人 龍田丸に乗船を中止 誰か水さしたらし[8] p.3〔 英國軍艦のためヴァジニア州海岸附近で自爆したドイツ汽船コロンバス號乗組員五百七十餘名は太平洋沿岸より日本、ソ聯を經てドイツに歸國することになり、その一部百五十名は日本郵船龍田丸に乗船する豫定であつたが、急に豫定を變更することになり同船には乗船せぬ模様である(以下略)

出典

  1. ^ 「0.一般ノ部」、倫敦海軍会議一件/海軍条約第十条ニ依ル軍艦建造通告関係(B-12-0-0-1_8)(外務省外交史料館)」 アジア歴史資料センター Ref.B04122597900  p.3(タスカルーサ、8月17日完成)
  2. ^ a b Rickard, J (2014年12月19日). “USS Tuscaloosa (CA-37)”. Historyofwar.org. 2015年10月8日閲覧。
  3. ^ a b イカロス、世界の巡洋艦 2018, pp. 60–61.
  4. ^ #第300号9.9.14 p.2
  5. ^ Shin Sekai Asahi Shinbun 1935.10.27、新世界朝日新聞/nws_19351027(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022071400  p.2
  6. ^ Shin Sekai Asahi Shinbun 1939.02.16、新世界朝日新聞/nws_19390216(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022308000  p.3
  7. ^ Shin Sekai Asahi Shinbun 1939.12.21、新世界朝日新聞/nws_19391221(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022369000  p.3〔 ドイツが誇る豪華船コロンブス號自沈! ヴアジニア州ヘンリー岬沖で 〕
  8. ^ Shin Sekai Asahi Shinbun 1940.01.17、新世界朝日新聞/nws_19400117(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022373800 
  9. ^ a b Shin Sekai Asahi Shinbun 1940.01.22、新世界朝日新聞/nws_19400122(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022374800  p.3〔 英國巡洋艦 突如横濱沖に現はれ わが淺間丸を臨檢 獨逸人船客二十一命を拉致(中略)天使島収容の五百名日本船の利用絶望か その處置益々複雑となる 〕
  10. ^ Shin Sekai Asahi Shinbun 1940.03.01、新世界朝日新聞/nws_19400301(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022382500  p.3〔 忘れ得ぬあの時、あの英艦!横暴なリバプール號 我への謝意溢らせつゝドイツ人船長語る 〕
  11. ^ ミドルブック、戦艦 1979, pp. 74–77.
  12. ^ ミドルブック、戦艦 1979, p. 79.
  13. ^ ミュージカント, 55ページ


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