タサ5100形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 02:53 UTC 版)
「国鉄タム3050形貨車」の記事における「タサ5100形」の解説
タサ5100形は、ホルマリン専用の20 t 積タンク車として1959年(昭和34年)12月26日に1両のみが三菱重工業にて製作された。記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタサ」と標記する。 落成時の所有者は、江戸川化学工業であり金町駅を常備駅として運用された。社名は、1962年(昭和37年)7月7日に三菱江戸川化学工業へ変更された。 塗色は、黒色、全長は10,800 mm、全幅は2,500 mm、全高は3,635 mm、台車中心間距離は6,700 mm、実容積は19.0 m3、自重は16.9 t、換算両数は積車4.0、空車1.8、最高運転速度は75 km/h、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1972年(昭和47年)頃に廃車となり同時に形式消滅となった。
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