タキ9650形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/14 02:30 UTC 版)
「国鉄タキ9900形貨車」の記事における「タキ9650形」の解説
1966年に、タキ9800形の改良型として、日本車輌製造支店(埼玉県蕨市)で試作した35 t 積の石油類(除ガソリン)専用車で、22両(タキ9650 - タキ9671)がで製作された。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 1979年10月より化成品分類番号「燃31」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合2(中))が標記された。 タンク体の外観はタキ9800形に酷似するが、タキ9550形と同様に台枠を持つ点が異なる。台車はTR41C。所有者は全車日本石油輸送であり、沼垂駅、仙台北港駅、柏崎駅等を常備駅とした。 2006年(平成18年)5月に最後まで在籍した1両(タキ9663)が廃車となり形式消滅した。
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