タイプ12(F.2A)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/27 13:06 UTC 版)
「ブリストル F.2 ファイター」の記事における「タイプ12(F.2A)」の解説
ブリストル ファイターの設計の基礎的な部分は、1916年3月にフランク・バーンウェルが行った、当時のR.A.F..E.8やアームストロング・ホイットワースF.K.8と同規模の航空機についての研究に基づいている。「タイプ9(R.2A)」は160馬力のビアードモア・エンジンを、同じく「タイプ9(R.2B)」はイスパノ・スイザの150馬力エンジンを装備するものだったが、実機製作が行われる前にロールス・ロイス ファルコンIを装備するよう設計変更が行われた。この「タイプ12(F.2A)」はよりコンパクトなデザインとなっており、当初から複座の戦闘機として設計されていた。このタイプに至ってようやく実機の製作が行われ、F.2Aは1916年9月9日に初飛行した。本機は当時のイギリス複座戦闘機の標準的な武装である、前方向けのヴィッカース製プロペラ同調7.7mm機銃1挺と、後方の観測員席の旋回リングに装着された7.7mm旋回式ルイス機銃1挺を備えていた。
※この「タイプ12(F.2A)」の解説は、「ブリストル F.2 ファイター」の解説の一部です。
「タイプ12(F.2A)」を含む「ブリストル F.2 ファイター」の記事については、「ブリストル F.2 ファイター」の概要を参照ください。
- タイプ1・2のページへのリンク